こんにちは、エムナガです
元日に起きた『令和6年能登半島地震』
南海トラフ巨大地震を前にし、三重の地で生きる私たちにとり 震災の恐ろしさをより強く考えさせられる機会となりました
防災を深く考えていく中で、この地域の皆さまへ わたせいとして何か出来ることはないか?
考え続けていたところ、今回の地震においてまさに石川県珠洲市で震災の被害にあわれた方からお話を聞くご縁をいただけました
たくさんのことをお聞きする中、胸が痛くなり涙が溢れましたが、聞くその前と後では防災についての心構えが私自身 格段に強くなりました
大切な考え方も教えていただけたので、ぜひ皆さんにもお伝えしたいと思います
現在は松阪市のご親戚のお宅に避難をされている〝春子さん〟
「わたしにお伝えできることなら何でも聞いてください、お役に立てるのなら」と快く引き受けてくださいました
春子さんはご自宅が倒壊する中、お孫さんと何とか逃げて避難所へ辿りついたそうです
地震が起きた時の状況や逃げる時の様子、避難所で過ごされた7日間の雰囲気や心境、一番困ったことなどなど…
様々なお話の中で、春子さんが「これだけはお伝えしたい」と強く何度も繰り返しおっしゃっていたことが3つあります
❶地震が起きたら人を待たず、逃げる
「家族や大切な人が心配…だけど待っているほんの数秒で家屋が倒れたり津波が来て逃げ遅れ、命を落とすことも…。
『まずは自分の命を最優先に』ということを、事前に家族で話し合っておくことが大切です」
海や川が近く 津波の心配がある地域の方は特に、心づもりしておいていただきたいです
❷寝ている横に靴と靴下を必ず置いておく
「たくさんのガレキを踏み分けて走るために欠かせません。」
靴は丈夫で履きやすいものを用意しましょう
中に靴下と家族の連絡先を書いたメモを一緒に入れておくのがベストです
❸避難経路を家族で確認しておく
「事前に家族で決めてあった避難所にみんなでかけ込みました。決めておいて本当に良かった、と心から思いました。」
この3つは最も印象深く、ためになると感じましたのでぜひ皆さんに実践していただきたい行動です
「スマホを持って出ることは出来なかったけど、三重県に来てから新しく買って さっきいただいてきたのよ」と、真新しいスマホを手にされていました
「地震から12日ぶりにLINEを開けると、たくさんのお友達や親戚からメッセージが入っていて、まだ全部読めていないのだけど」と見せてくださいました
そこには心配の声、無事を願う祈りの言葉、励ましのお便り…
本当にたくさんたくさん、メッセージが…
「これからきちんとお返事を返して、感謝の気持ちをお伝えしようと思って」とおっしゃってみえました
そして
「くよくよと後ろばっかり見ていても、失くしたものが戻ってくる訳じゃない。前を向かないとね!」っと私の肩をたたいてくれて、反対に勇気づけていただきました…
たいへんな体験をしてすぐなのに、私たちにお話ししていただく機会をくださったこと、改めて心から感謝します
春子さん、本当にありがとうございました
これを読んでいただいているあなたに、少しでも震災を〝自分ごと〟として捉え 「私ならどうする?」「家族ならどうだろう?」を考えてもらいたい
そんな願いを、わたせいの手書きチラシに込めて作りました
ぜひお読みになって、ご家族や大切な方と一緒に『我が家の防災』について話し合ってください
チラシはこちらからも見られます
せっかく仕事に就いたのだから、結婚や出産、子育てという
転機を大切にしながらも、やっぱり現役で力を発揮したい。
女性にはきっとそんな強い思いがあると、
わたせいは考えています。
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